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停電で停止したエレベーターの中で

あれは忘れもしない平成7年1月17日未明、阪神大震災の朝のことでした。
当時コンピュータプログラム作成のプロジェクトの一員だった私は、協力会社のビルに前日から泊り込みで作業をしていました。


協力会社のS子さんはバリバリのキャリアウーマンで、私のような新人にも非常に丁寧に指導してくれ、面倒見が良いと以前から評判の高い方でした。
その日も1月末の締め切りに向け、連休も返上してプロジェクトチーム5名で泊り込みの作業の真っ最中でしたが、新人の私は何にもできず、ただうろうろしているだけでした。

午前5時を回った頃、最終的なテストが無事成功し、その日の内に客先へ向かう営業マンと課長が先にタクシーで帰宅し、わずか3人だけで事務所に残って仮眠をとることになりました。

「何か飲み物でも買いに行こうか?」とS子さんから声をかけられ、私と2人でビルの1階にあったコンビニに行き、ジュースやパンを手にエレベータに乗ったまさしくその時、あの地震が発生しました。

ゴォーという凄い音が鳴ったと思った瞬間、エレベータが浮いたまま止まりました。
何が起こったかわからない2人はただしゃがみこむしかなく、停電した室内でボウ然としてしまいました。
(幸い、エレベータは1階と2階の間でとまってました)
今のように携帯もほとんど持っていない頃です何が起こったのかわかりません。



ふと隣を見ると普段あんなに気丈なS子さんが、声を○して泣いているのです。
「S子さん、大丈夫ですよ。きっと停電だけですぐ動きますよ」。
停電してしまったエレベータの室内は真っ暗闇。
S子さんは閉所恐怖症なのでした。
「T君、私狭いところが怖いの」。

意外な一面を見た私は、ここでびびってはいけないと思い、S子さんを抱きしめ「大丈夫です。僕が守ってあげますよ」と大きくでました。
「ありがとう」といってS子さんは私の胸で笑ってくれました。

ところが、徹夜明けに女性の髪のリンスの香りと僅かな香水の匂いは非常に刺激が強く、股間が膨らみ始め、S子さんの胸に当たってしまいました。

「ごめんなさい」と私が言うより前に「若いのね。あったかいわ」と私の息子を巧みに取り出し、「溜まってるんでしょ?」というとあっという間に口に含んでくれました。

当時24歳、それまで素人童貞だった私は、予想もしなかったシチュエーションであっという間にS子さんの口の中に出してしまいました。

普段の仕事ぶりからは想像できない姿に、「S子さん・・・・」と更に強く抱きしめ、「好きです」と言って、エレベータの床に押し倒しました。
すると「慌てないで」と微笑み、私の上着を脱がしてくれました。
といっても真冬の朝です、素っ裸ではさすがに寒く、お互いの下半身だけを裸にし、私はS子さんの唇を吸い続けました。

胸を触らせてくれ「今日は安全日だから」といって、何度も中に出しました。
突然エレベータが動き出し、慌てて服を着ました。

それでも警備会社の方が予備のバッテリーに切り替えるまでおよそ1時間はあったはずです。
あのS子さんが私の息子を受け入れ続けている光景は、その後しばらくおかずになりました。

事務所では電話も通じないため、留守番の先輩が仮眠を取ったまま寝ていました。
S子さんはすぐトイレで着衣の乱れを整え、何事もなかったかのように本社の上司に無事のメールをいれていました。
「黙っててね」といってS子さんはやさしくキスしてくれました。

3ヵ月後なぜか私は名古屋支社に転勤を命ぜられました。
S子さんとは音信不通のまま、退職してしまいました。
きっとだれかに見られていたのでしょう。
停電中でしたが、防犯カメラの存在に全く気づきませんでした。

それからもエレベータに乗ると、つい思い出し勃起してしまいます。
風俗に通っても、あの時を超える刺激には出会えません。

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THEME:エロ体験談・告白・官能小説 | GENRE:アダルト | TAGS:

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