今の女房との思いで
先日、ふと夜中に小便をしてきて布団に戻った時、女房の寝顔を見て可愛いなと思った。
女房と結婚して23年経った。女房は46歳、そういえば女房…可愛かったんだ…
女房は元カノの友人で、元カノはカールした長い髪の色っぽいイイ女だった。
昭和から平成になったバブルの頃、東京にある二流大学を卒業して帰郷して就職。
俺は地元の短大1年生だった元カノをナンパして、背伸びしたいお年頃の性を拓いた…。
元カノは、覚えたばかりの性の交わりに強がり、そのうち味わいだした快感に戸惑っていたが、男の味を知っていくほどに綺麗になっていった。
そして、短大卒業間近に、
「ゴメン、好きな人ができたんだ。悪く思わないでね。」
なんて、華麗な女を気取った元カノに振られた。
そんな時、元カノの学友だった女房に慰められた。
「彼女…ずいぶん悩んでたんだよ。物凄い葛藤と戦って…彼女、卒業したら実家に帰っちゃったでしょ。遠距離恋愛って哀しい結末が多いから…それで自分が悪者になって…わかってあげて…」
折しも女房も付き合っていた大学生が卒業で帰郷し別れて、実家通いの女房が取り残されていた。
元カノも、女房も、優しい女だった。
「私ね、好きな人に綺麗な彼女がいて、あー、こりゃあ私じゃ無理だわ…って、それで前から言い寄られてた元彼と付き合ってたんだ…ダメ元できくけど、孝蔵さん、私じゃダメかな…」
そういえば、これが女房との始まりだった。
元カノとは正反対の地味系の女の子。
バブルの頃、東京の女に慣れていた俺には、派手なファッションでセックスアピールする女ばかり目に付いて、地味な女房は目に入っていなかった。
肉食系ばかりの時代。させて、やらせての俺は、生まれて初めて女の子から告られて嬉しかった。
女房は、髪は髪留めで束ねる程度で、着る物も地元のスーパーやしまむらで買い揃えたような質素な女だった。
「うち、あんまり裕福じゃないから、短大に行かせてもらえただけでもありがたいと思ってるんだ。」
そんな事を言ってた女房に、させて、やらせてとはおいそれと言い難かった。
「あの…無理に付き合ってくれているなら、振ってくれて構わないですよ。」
「え?そんなことないよ。」
「だって…全然口説いてこないから…もしかして、処女じゃないから?やっぱり、元彼とは付き合わなかったほうが良かったかなあ…」
初めて女房を抱いたのは、俺が25歳で女房が21歳。確かに処女じゃなかったが、性は拓かれきっていなかった。
元彼は、女房を性欲処理としか思っていなかったのか、フェラはさせていたのにクンニの経験がなかった。
女房の女陰は全体が小振りで、ツルンとした女穴にポコッと女核がついている可愛いものだった。
「そんな場所、舐めたら汚いし、恥ずかしいよ。」
と言っていた。
でも、好きな男に恥ずかしい場所を間近で見られて舐められるという羞恥を伴う快感に、息が絶え絶えになるほど感じて、それでも執拗に続けられる女核への攻撃に逝きかけて、
「もうダメ!おしまい!ストップ、ストップーーー」
とギブアップした。
フェラは、ゆっくりくまなく舐める愛情をたっぷり感じるものだった。
初めて女房を抱いたとき、俺はこの女と結婚するだろうと感じた。
今まで抱いたどの女より、男根への密着感があった。
俺の男根を離すまいと、女穴が奥へ奥へと引き込むような感じがした。
一つになるというより食われている感じで、女穴の中で俺の男根が消化されて融けていってる感じがした。
気がつくと女房はシーツを摘んで仰け反って、苦しそうに唸っていた。
質素な女の嬌態に、危うく中で暴発しそうになって引き抜いて女房の体を精液まみれにした。
女房が初めて逝ったのは男女の仲になって1ヶ月くらいで、それまで唸っていた喘ぎが、
「あううううーーーーーーー」
と声を出してガクッ、ガクッと大きなしゃっくりでもしたかのような反応をして、ばったり倒れて動かなくなった。
質素な女が見せた、快楽に負けた淫らな自分を恥じる様子が可愛くて、思わず抱きしめた。
俺は、可愛いというのはアイドルのような明るさを伴うものと思っていたが、地味な顔だが卵形の幼顔で、乳房も小振りでコリコリしてて全くセクシーでないけれど、それが守ってあげたくなる可憐さもまた、可愛いと感じた。
そういえば、女房は勤め先の農協では清純なお嬢さんだと独身男性に人気者だっただけでなく、息子の嫁にと農家の跡取りに望まれていたっけ。
そういえば、デートの待ち合わせ場所で何度もナンパされてたっけ。
そういえば、女房が結婚するとき、何人もの男性職員が泣いたって所長さんがスピーチしてたっけ。
23年間、俺に寄り添ってくれた女房は、子供が出来てからは家庭に入って家庭を守り、俺が男根を出せば黙って女陰を開く出来た女房だった。
じっと寝顔を見ていたら、女房が目を覚まして、
「何よ。何じっと見てるの?」
「いや、あんまり可愛いから…」
「もう、何言ってるの。」
「俺がやりたいと言った時は絶対に拒まず、文句も言わず股開いてくれて、ありがたかったなと思ってね。」
「大好きな旦那が抱いてくれるっていうのに、断るわけないじゃない。あれ、もしかしてもよおしてるの?」
そう言って俺のパジャマの股間に手を伸ばした。
「なんだ、違うのかぁ…」
と言いながらモミモミされて、すっかり勃たされてしまった俺は、夜中の2時に女房の女穴を濡らそうとパンツを脱がせると、既に女房の女穴はヌルヌルだった。
「なんだお前、抱かれたかったのか?」
「昨夜、期待してたんだけど…あん…」
こうして真夜中に46歳の女房を喘がせた。