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他の女の子になびいてしまった彼と最後に

最後のSEX、付き合っていた彼が他の女の子になびいてしまって付き合いが長くなって安定感はあるものの、刺激が無かったのとか、まぁきっとぶっちゃけると、私にはもう飽きてしまってその子との恋愛が楽しくなっていたんだろうね。

一緒にいても、彼がつまんなそうにしていたり隠れているつもりなんだろうけれど携帯でこそこそと連絡を取り合っていたり、財布に二人で撮ったらしいプリクラとか携帯に二人でくっ付いたりキスしている画像があったり。

私も辞めればいいのに、そういうものを隠れてチェックしては見つけて落ち込んで彼にぶちまけたりして大喧嘩して別れ話まで行き、その後は見た事が言えずに不機嫌になったり落ち込んでイライラしたり、最悪で最低な毎日だった。

当然そんな私を彼は余計に鬱陶しがって、どんどん離れていく。
彼はそんな状態になっても、余程切れない限り自分から「別れよう」とは言わず、私はずっと放っておかれた。



私ももう愛情なんだか執念だか判らないけれど、彼とどうしても離れたくない、私が今離れたら彼と相手は幸せになって、私が1人不幸なまま、そんなのが耐えられない!と、彼がいなくなればもう私は終わりなんだと思いこんでいて、友達の忠告も聞こえず本当に一人になっていった。

いつまでも別れない彼に、相手が痺れを切らしとうとう彼から絶対にもう二度とやり直せない、と思いつめた顔と声で言われ何度目かのこんなシーンに、いつもとは違う諦めの感情が湧いてきた。

選ばれなかった自分が惨めで情けなくて、涙ももう出なくなっていてただ一言「最後だから、最後にせめてセックスしてください」と言うと彼は最初は嫌だとかそんな気になれないとか言っていた。

私がお願いします、と足元で土下座をしてお願いして彼を見ると凄く嫌そうな顔をしていた。

でもそんな顔はここ最近、ずっとされていたから「最後くらいお願いだから優しくしてよ。私はずっとあなただけだったんだよ。もうエッチもしなくなってどれ位経っていると思うの。最後なんだからそんな目で見ないで。別にこれで妊娠して引きとめようとは思っていないから」と言うと、彼はしぶしぶと認めてくれた。

彼はベッドのふちに座って、めんどくさそうにジーンズと下着を脱いで無言で仰向けに倒れた。
私は彼の気が変わらないうちに、急いで側により彼のポヨポヨのペニスを舐めた。
口はいつも褒められるものの、あまり好きではなくいつもはどちらかと言うと拒否していたけれど、最後だと思うと愛しく感じた。

無言だった彼も、すぐに反応して声が漏れたり足がぴくぴくと動いた。
感じている彼が可愛くて、どんどん動きを早くしてまた吸い上げて彼はすぐに「だめ、いっちゃうよ」というので口を離してしまった。

「ね、口で出したらもう終わり?」と聞くと「え?」と聞き返された。
「口で出して終わりになっちゃうなら、今すぐ入れたい」と言っていてふと気がつくと、口は離したままだけれど、私はずっと私の唾でヌルヌルになった彼の亀頭を指で軽くこねていた。

彼は凄く苦しそうな感じに悶えていて、「ね、もう出さして」とお願いしてくる。
本当に久々に見る彼のそんな姿。
「今、いっても、ちゃんとまた入れてくれるならいいよ」と言うと「なんでもいいから、お願いだからいかせて」と言う彼。

すぐに口に咥えて、3~4回動かすと物凄い量の精液が出て、彼の体はガクガクと震えた。
以前だったら飲めなかった精液、出したら終わりと言われそうで飲み込んだ。
彼の精液が出尽くしたと思い、顔を離すと彼はぐったりしている。

私はまだ大きくなったまま、ヒクヒクと動くペニスに下着を脱いだだけの格好でまたがり、中に入れた。
「今、ダメだって」という彼の両手を、彼の頭の上で押さえつけ私は夢中で腰を振った。

膝を立てて、凄く疲れるけれどただ前後に擦りつけるように動くよりは彼のものを刺激して大きくさせ続けられるように、見せつけるように動いた。
彼は、最初こそ抵抗しようともがいたものの、段々抵抗が弱まり私との結合部分を見たり、また微かに声が漏れ出していた。

私は声を出して、感じているようにしながら、実は頭の中は全然覚めていてどうすれば彼が喜ぶか、それだけを実行する為に彼を観察しつづけた。

また彼が感じ始めていきそうになった時、私はその動きをやめて前後にゆっくり押し付けるように動いた。
彼はもっと刺激が欲しいようで、私のお尻を抱えて下から突き上げてきたけれど私はそのポイントをずらして動きを変えたりした。

私の動きではいけないと悟った彼は、私を押し倒してかぶさってきた。
「調子にのんなよ」って言われて、下から彼を見上げていた。
いつもこの位置だったよなぁ、とふと思って、今見上げるこの姿勢だけれどいつも目を閉じていた事を思い出し、私は目を閉じなかった。
今日は、彼をずっと見ていようと思った。

彼が一生懸命、動いていて気持ち良いけれどそれよりも、こうしていた私の体温と感触を思いだして欲しいと、そっちの気持ちのほうが強かった。
それでヨリが戻るとは思えなかったけれど、何も無かった私の最後の抵抗と言うか足掻きだったのは確かだった。

でも気持ちの中にまだ(男は結局こういうことすれば満足なんでしょ)のような浅はかな考えもあった。
だからこそフラれたんだろうな。

一生懸命頑張って動いている彼が、とても愛しくてそしてその快感を今与えているのは私なんだと思うと、とても幸せだった。
今、彼は私に夢中になっていると思えた。
たとえその瞬間だけでも。

彼の動きが段々速くなり、力強くなって私の中でより膨張してきたのを感じた。
彼の表情は、どうしていいか判らないような困った顔になり、私は彼の目を見つめたまま「どこでもいいよ」と言った。
彼がもういよいよという動きの時に「好き、大好きなの」とうわごとのように言っていた。

彼は無言で私から目をそらして、横を向き慌てて離れると私のスカートがまくれていたおなかの上に出した。
肩で息をして動けないでいる彼を見ながら、私のおなかの上でだんだん冷えていく精液を指で撫ぜていると肌に塗りこまれたようにすぐ乾いてしまった。

動けない彼は肩を落としてうなだれているようで、何か反省して後悔しているようにも見えた。
そしてそのまま彼は私と目を合わせないように、自分の後始末をすると背中を向けて玄関に行き、だまって靴を履きだした。

私はゆっくり起き上がって、彼の側に行こうとすると彼はそのままの姿勢で「やり直さないから。今やっぱり後悔したから」と言った。
その言葉が信じられなくて、だって今2度も私で射精したじゃん!と思い彼の背中に抱きついて「愛してる、やっぱり愛してる」とすがるけれど彼は振り向きもせずに出て行ってしまった。

私は呆然として、でもすぐに靴を引っ掛けて走り出したものの彼はいつも通る道ではないほうに歩き出したらしく、大通りまで走っても彼の姿を見つけることは出来なかった。
室内にいたので、Tシャツとスウェット地のミニスカな格好に、つっかけていた靴は仕事に行く時用のパンプス、しかもばれてはいないだろうけれどノーパン。
物凄くちぐはぐな格好をしながら、乱れた頭でみっともなくベソをカキながらとぼとぼと帰った。

ふられるとなると、本当にみっともなく必死になった。
今思いだしても恥ずかしい、でも本当にそのとき必死だった自分に、今会えたとしたらこの時彼が離れていった事は、後々本当に自分の為になるんだよと言って慰めてあげたいです。

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THEME:エロ体験談・告白・官能小説 | GENRE:アダルト | TAGS:

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