人妻の淳子さんとの思いで④
「あれぇいつの間にか抜けてる…気付かなかった…。」
と笑うと、再び前のめりになって俺に抱きついてきました。
そして、「私たちきっと体の相性イイね…すごい気持ちいいんだもんヒロシ君の…」
って言ってくれました。
けれども、呼び捨てから君付けに変わってましたところに、他人行儀なものを
感じ取ってしまった俺は、すごく悲しくなりました。
それに追い討ちをかけるように淳子さんは真剣な表情で
「でもね、気持ちよくなっちゃう自分が嫌なの…」って言いました。
「ほんとはずっとしたかったんだよ、ヒロシ君と」
「私なんか、なんのとりえもない女なのに、ヒロシ君は求めてくれて 嬉しかった…。体だけが目当てなのかもしれないけどさ…」
(そんなんじゃないよっ!)
って言おうとしましたが、淳子さんはそれを制して、そして言葉を続けました。
「ヒロシ君の役に立ちたいと思った、何でもいいから私に出来ることはないかなぁーって。」
「イケナイことだとはわかってたけど、これでヒロシ君が喜ぶならそれでいいやって。」「それにヒロシ君若いからさぁ、このままだとかわいそうだったから。」
淳子さんは何か吹っ切れたような笑顔を浮かべました。
「でもねぇ、最後だからHさせてあげようと思ったわけじゃないんだよ。
私が我慢できなくなっちゃったんです…したかったのっ…」
そう言って淳子さんは恥ずかしそうに、顔を俺の耳元へ埋めました。
そして小さな声で「好き…」って言ったんです。
「俺もだよ淳子さん…」
見つめ合ったあと、激しく舌を絡ませ、ディープキスをしました。
そしてお互いに「これが最後、ホントにこれっきりにしようね」って
確認しあいました。
「泣いても、もう止めないからね」と俺が言うと、
淳子さんは「大丈夫もう泣かないから…」って強がりました。
エアコンを消し、窓を開け放つと、生ぬるい空気が部屋に流れ込みます。
けれど俺たちの心の中には爽やかな風が吹いていました。
つんざくようなセミの鳴き声が聞こえてくる中、それに負けないくらい淳子さんは大きく喘ぎました。
俺の右手の指先はズッポリと淳子さんに侵入し、彼女は何度も大きく体を反らせていました。
淳子さんを四つん這いにさせると、もう片方の手でクリトリスを優しく擦りながらお尻の穴をペロペロしてみました。
そんなとこ舐められるの初めてだって淳子さんは言いました。
俺が舌先をそっと這わせるたびに彼女はお尻の穴を閉じるかのように力を込めます。
恥ずかしい恥ずかしいって言いながらもギュッ、ギュッ、って俺の指先を締めつける力が強まります。
お尻の穴を司る括約筋とオマンコを締める筋肉は同じだって、そんなことが何かの本に書いてあった事を思い出しました。
(ほんとだー♪)
なんて俺は嬉しくなっちゃって、夢中でアナルに舌を這わせました。
気づいた時には淳子さんがぐったりしていました。
淳子さんはあまりにも簡単にイかされてしまってビックリしたと言いました。
俺は淳子さんがイったことも知らなかったのでさらにビックリでした。
嬉しいと思うと同時に、なんとなく淳子さんをモノみたいに扱ってしまった気がして反省しました。
「ごめんね」って言ってみたけど、淳子さんは何で俺が謝ってるのかも分かってないみたいでした。
淳子さん後ろから抱きしめ、おっぱいを揉みながら
「コンドームなんか付けたくなーい」って、甘えちゃいました。
「そういわれる気がしたんだよねぇ…」って淳子さんが静かに笑うので、俺はそっと淳子さんを寝かせました。
両足を大きく開かせると、受け入れ準備はすでにOKですって感じで、
淳子さんのアソコは濡れて光っていました。
俺は足のあいだに入ると、すっかり回復してギンギンになっていたチンポに中途半端に被さっていたコンドームを外しました…。
手を添えて、入り口付近に何度か擦りつけました。
ただそれだけで、淳子さんは「あっ」って声を出しました。
そんな淳子さんに雌の匂いを感じ取り俺はすごく興奮しました。
(きっと今度こそ淳子さんは心から俺を受け入れてくれるに違いない)
そう確信した瞬間でした。
淳子さんの溢れ出る愛液で充分に湿らせ、しっかりと狙いを定めます。
そして、俺は先端で入り口を押し広げたのです。
淳子さんが両腕を差し出しました。
それはまるで「こっちにおいで」って俺を招いているようでした。
俺はその手を握り締め、導かれるように淳子さんに抱かれました。
自然と根元まで淳子さんの体内へと吸い込まれました。
淳子さんは俺を抱きとめながら、「はぁぁー」っと弱々しい吐息を漏らしました。
あらゆる障害を取っ払い、本当の意味で淳子さんとひとつになれた気がしました。
最初はゆっくりと正上位で挿入を繰り返しましたが、ナマでのSEXなんて慣れてない俺はすぐにイきそうになりました。
イきそうになる自分を誤魔化すためと、いっぱい淳子さんの体を味わいたいがために、次々と体位を変えました。
淳子さんは、忙しそうにアレコレと体位を変える俺を何度も「カワイイなぁ♪」って言ってくれました。
俺はちょっと恥ずかしかったです。
でも、最初は大人の余裕って感じで楽しんでいた淳子さんも、すぐに大人しくなってしまいました。
なぜなら、窓全開なのに、すんごいエッチな声を出してしまっていたことに気付いたからでした。
「窓閉めてよぉ…」って懇願する淳子さんでしたが、俺はなんとかしてもっとHな声を出させようと必死に腰を振り続けました。
やがて淳子さんは、観念したのか、それとももう抑え切れなかったのか、再び大胆に喘ぎ声を出し始めました。
セミの鳴き声と淳子さんの切ない声が聞こえる中、俺は果てました。
何度も体位を変えましたが、最後は立ちバックで。
ロフトへと続くハシゴにしがみつくように身を寄せる淳子さんのおっぱいを荒々しく鷲づかみにしながら、鬼のように突きまくっている時に耐え切れずに発射しました。
お尻の右半分にたっぷり浴びせられた精液を拭いている淳子さんに
「おっぱい乱暴にさわってゴメンなさい」って謝りました。
「えーそんなことなかったよー」って言った後淳子さんは、「あー恥ずかしい」
って言いながら部屋の窓を閉めて歩きました。
全部閉め終ったあとペタンと座り込んで「ふぅー」っと溜め息をつきました。
ブルーな空気が流れるかと思いきや、「ヒロシエッチ上手かも…」って淳子さんは言ってくれたのです。
俺は嬉しくなって「やったー♪」とバンザイしながら淳子さんに走り寄りましたが
「早漏だけどね。」って付け足されて、80年代のコメディアンのようにズッコケました。
「生だからだよぉ…コンドームつければもっと我慢できるもん…」
俺がそんな言い訳じみたことを言うと、2人の間に微妙な空気が流れました。
別にコンドームつけてもう一度しようと思ったわけではないのですが、見つめ合う俺たちのあいだにはもう一回したい、しよう、って雰囲気が漂っていました。
「早漏はすぐ逝っちゃうけど、回復力がある」なんてよく耳にしますが、俺のチンポは回復なんてもんじゃなく、正真正銘、射精後も立ちっぱなしでした。
先っちょ赤黒く腫れ上がってるみたいで痛いくらいでした。
淳子さんも俺のチンポを撫でながら「なんか痛そう…大丈夫?」って心配してくれました。
けれども「若いっていいなぁ♪」って、何かを心待ちにしているような感じでニコニコしていました。
窓を閉めたあとは再びエアコンをつけていたので、ちょっぴり肌寒さを感じた俺達は、上だけTシャツを着ました。
淳子さんには俺のTシャツを貸してあげました。
サイズは大きめでブカブカだったのですが、淳子さんはヒロシ君の匂いがするなぁって嬉しそうにしていました。
こんな感じで俺達はすぐに二回戦に突入したわけではなく、布団に入って恋人のように
マターリと過ごしました。
下は何もつけずに裸のままだったので、好きなときに好きなだけ触り合いました。
俺は布団の中に潜り込んで、思う存分舐めたり指を入れたりジロジロ見たり。
たまらなくなって悪戯っぽく先っちょだけ挿入してみたり、2、3回腰振ってすぐ抜いてみたり。
淳子さんはそんな俺を咎めることなく、(子供だなぁ)って感じで黙って見守ってくれていました。
手を握って離さなかったり、頭を撫でてくれたり、時々思い出したかのように俺のチンポを口に含んだり、舌を這わせたり。
常に俺の体のどこかに手を触れて、決して離れようとはしなかった淳子さんが印象的でした。
何度目かの悪戯先っちょ挿入の時に、淳子さんは「えいっ!」って俺の腕を引っ張って引き寄せ、根元までズッポリとちんちんを受け入れてしまいました。
そのままギュッと俺を抱きしめ、抜くことを許してくれませんでした。
それはSEXとしての挿入ではなく、二人に残された時間を出来るだけ一つに繋がって過ごしていたかっただけのように思えました。
でも、淳子さんは気付いちゃいなかっただろうけど、彼女は本当に膣口が狭くて、俺はただ挿入しているだけでも気持ちよかったんです。
けれど不思議とイきそうになることはなかったのです。
きっと、イきそうになっちゃったら淳子さんと離れ離れになっちゃうって心理が、射精を抑制してたのかもしれません。
淳子さんを抱き起こして、抱っこするみたいな格好で話をしました。
天気良いね、なんてそんなくだらない話から始まり、出会ってから今日までのことを色々思い出したりしました。
このときになって初めて「淳子さんこのあいだ昼間俺を訪ねてきたでしょ?」って聞いてみました。
まさかあの時俺が部屋にいたなんて知りもしない淳子さんは驚いていました。
そのあと淳子さんを捜し求めて自宅のそばまで行っちゃったこと、本当に会いたくてしかたなかったということ、想いをすべて伝えました。
それと、淳子さんをオカズに何度もシコシコしたこともバラしますた。
淳子さんは「イヤラシー」と冗談っぽく軽蔑の目を向けてきました。
俺はくやしかったので「淳子さんだってエッチしたくて訪ねてきたくせにっ」って悪態をつきました。
必死になって反撃してくるかと思いきや、淳子さんは「そうだよ♪」って素直でした。
俺は調子に乗って「初めて淳子さんを見たときにHさせてくれる予感がした」って言ったら、
淳子さんは「私もずいぶん軽い女に見られたもんだよなぁ」って答えました。
でも自分でシャツをめくって結合部分をマジマジと見つめたあとに「説得力ないね」って恥ずかしそうに顔を赤らめました。
永遠に続くかのように感じられた2人きりの時間。
けれども冷酷な現実は確実にすぐそばまで迫ってきています。
不安を振り払うかのように、俺は淳子さんに唇を重ねました。
彼女もそれを待ち望んでいたかのように激しく応えます。
感情が昂ぶったのか、淳子さんは俺の手をつかむとTシャツの中へと引き入れました。
誘導されるがままに俺は淳子さんの乳房に触れ、手のひらで支えるようにしながら親指と人差し指で優しく乳首をつまみました。
すぐに硬く凝り固まるような感触になったかと思うと、淳子さんは下を向いてじっと耐え忍ぶような表情になりました。
(淳子さんのこの表情やっぱたまんないなぁ)
なんて思っていると、淳子さんはゆっくりと腰を前後に揺らし始めるのです。
俺もそれを手助けするかのように、片手を床についてバランスを取り、ポンッ、ポンッ、っと下から振動を与えてあげます。
淳子さんは恥ずかしそうに
「こんなに気持ちいいおちんちん…初めてかも…」って言いました。
そうしてから、そんな大胆なことを言ってしまった自分に耐え切れなくなってしまったかのように両手で顔を覆い、喘ぎ声すら封じてしまうような態度になりました。
俺は強引にその手を引き剥がすと、指をしっかりと絡ませて手を繋ぎ、上半身を後ろにゆっくりと倒しました。
大好きな騎乗位で淳子さんの姿を下から堪能しようと思ったからです。
「おっぱい見たいな」って言うと、淳子さんは繋いでいた手を離して、すぐにTシャツをめくってくれました。
素直というか、そのあまりの従順さになんでも俺の言うことを聞いてあげたいっていう淳子さんの気持ちが現れすぎてて痛々しいほどでした。
下から突き上げるたびに「あんっ…あっ!」という淳子さんのあえぎ声。
そしてリズミカルにおっぱいが揺れます。
それは騎乗位のときに輝きを増しました。
まさに騎乗位こそが淳子さんのおっぱいを楽しむのに相応しいスタイルだ!なんて夢中になってしまっていました。
サイズぶかぶかのTシャツだったために、徐々にTシャツはずり落ちてくるのですが、乳首が隠れるか隠れないかくらいの微妙な位置にTシャツが落ちてきていたときが一番エッチでした。
下乳バンザーイ♪って思いました。
ただでさえ淳子さんの中ではちきれんばかりだったチンポが、さらに一回り大きくなったような気がしました。
「淳子さんのおっぱい…すごい…」
思わずそんなセリフを口にしました。
すると彼女はずっと繋いでいた俺の手をおっぱいに運んでくれ、
「いっぱい触っていいんだよ…」って言ってくれたのです。
俺は無我夢中で揉みまくりました。
下から突き上げては、その衝撃で手のひらの中で踊るように揺れるおっぱいを思う存分もてあそびました。
淳子さんは俺がおっぱいに夢中になっているのに気付いていたのか、
ずっとTシャツがずり落ちてこないように、しっかりとめくり上げて固定してくれてました。
淳子さんのそんなサービス精神に感動を覚えました。
5、6回激しく突き上げて、ちょっとだけ小休止しました。
けど俺が動くのを止めたあとも、なぜか淳子さんは一回だけポーンと浮き上がりました。
すごく恥ずかしそうに顔を赤らめて「飛んじゃった…」って言った淳子さんに萌えました。
そのあと淳子さんもちょっと休憩って感じで俺の上でハァハァと乱れた息を整えていました。
けれども、やっぱりしっかりとTシャツはめくり上げてくれたままで、俺はその無防備に晒されたおっぱいを下から何度も持ち上げたり突付いたりしてしまいました。
プニプニのおっぱいとコリコリのその先端をいじりながら、
「ちゃんとおっぱい見えるようにTシャツめくってくれてるんだね。淳子さんカワイイね…」って言いました。
すると淳子さんは、
「だって私…オッパイおっきいってことしか、とりえないんだもん…」
って困ったような顔をしました。
さらに激しく萌えました。
けれども、そんな淳子さんにちょっぴりイジワルしたくなった俺は
「あ、なーんだ。おっぱいしかとりえないって自分でも気付いてたのー?」
なんて言ってしまうのです。
淳子さんは「ひっどーい!」って言った後、おっぱい触ってた俺の手を振りほどき、Tシャツを下ろしてしまいました。
「あーん嘘だよぉ…おっぱい見せてよぉー」なんて甘ったれる俺を淳子さんは睨みつけると、「だめー。ちゃんと謝るまで見せないもんっ。ベー」って舌をペロリと出しました。
そんな子供っぽい仕草がよく似合う淳子さんを再び下から突き上げながら、
俺は「ごめんごめーん」と心のこもってない謝罪を繰り返しました。
淳子さんは突き上げられてポーンポーンと体を弾ませながら、
「でもホントに私、他にとりえなんてないと思わない?」って聞いてきました。
俺は「あるよー」って言って突き上げるのをやめ、しばらく考え込むフリをした後、結合部分をちらりと見やったたあとに「…締まり?」って言っちゃいました。
淳子さんは恥ずかしそうに「馬鹿っ!」って言ったあと、Tシャツを脱いで全裸になってくれました。
それから俺のTシャツも脱がせ、俺の突き上げるリズムに合わせて「アンっ…アンっ」って可愛く喘ぎ始めました。
締りがイイってことを、淳子さん自身が意識し始めたのか、一段と入り口が狭くなったような気がしました。
淳子さんがポーンと浮かび上がるたびに、俺の視界に2人の結合部分が飛び込んできました。
そこから時々、ブチュとかクチュとか生々しい音が聞こえてきます。
俺は「ああ、淳子さんとSEXしてるんだなァ…」なんて再確認し、心が満たされていくのを感じました。
このまま時間が止まればいいのに・・・。
「淳子さんと離れたくないっずっと一緒にいたい…」
俺は感情を爆発させてしまいます。
「あっ…ダメ、ダメなんだもん…アン、許されないもん…アァン」
ダメとか許されないとか言いながらも、俺に跨り何度も何度も突き上げられて感じまくってる淳子さんを見て、俺は不謹慎にもかなり興奮してしまいました。
「ごめんねごめんね…何にもしてあげられなくてごめんね…」
何もしてあげられないどころか、生でSEXなんて一番スゴイことさせてくれてる気がする…淳子さんの言葉と行動のちぐはぐさが俺にはたまらなかったのです。
「これで、最後にしなきゃ…アン、許してね…アン、最後だから…」
それは俺に言ってるわけではなく、旦那さんに許しを請うような、そして自分に言い聞かせ戒めているようにも感じられました。
俺は快楽と嫉妬の狭間で、気が狂ったように淳子さんを突き上げ続けました。
(もうこのまま中出ししてしまおうか…。)
何度も何度もそう思いました。
そうすることで淳子さんを自分のモノにできるような、淳子さんの全てを手に入れた気分になれるような、そんな気がしたんです。
(もし妊娠しちゃったら…)
そんな最悪のシナリオも一瞬脳裏をよぎりました。
人妻である淳子さんとのSEX、決して許されないその行為。
けれど2人は互いに強く求め合ってしまっています。
俺はこうして何度も何度も淳子さんを貫くことを許され、淳子さんもしっかりと俺の想いも体も受け入れてくれていました。
(これ以上何を望む必要がある?もういいじゃないか…)
淳子さんをきちんと元の生活へと戻してあげることが、俺にできる最後の仕事なんじゃないのか?本当に淳子さんを想えば、大事に想えばこそ、俺から解放してあげなきゃ…。
騎乗位から起き上がり、淳子さんをしっかりと抱きしめたあと、力任せに押し倒しました。
渾身の力と、精一杯の気持ちと心を込めて正上位で突きまくりました。
激しく揺れる淳子さんの大きなオッパイ、対照的なほどにくびれたウエスト。
綺麗な栗色の髪、何度も何度も俺を快楽に導いてくれた唇、キョロキョロとよく動きそのたびに俺を魅了して止まなかったその瞳。
そして、ちょっぴり俺を拒んでいたけど、とうとう受け入れ、受け入れたあとはすごく優しく、強く、俺を包み込んでくれている淳子さんのオマンコ。
それら全てを目に焼きつけようと、涙で視界が曇りそうになるのを必死でこらえました。
イきそうになるのは、もっと必死にこらえていました。
ふと気付くと淳子さんの目尻からも、涙が流れていました。
「もう泣いても止めないよ」なんて宣言してはいたものの、そんな淳子さんをそのままにはしておけませんでした。
淳子さんを抱き起こすとしっかりと包み込みます。
彼女は子供みたいに俺の胸で泣きじゃくりました。
さんざん泣いたあと、上目づかいで俺を見上げ、「ごめんね」って淳子さんは言いました。
「離れ離れになっちゃうことが悲しくて泣いたじゃないの、ヒロシ君と出会えたことが嬉しくて泣いたんだよ…」って彼女は微笑みました。
俺は淳子さんのその一言で充分に満足でした。
SEXの何十倍も気持ちよかった。けれどSEXも一応最後まで…。
淳子さんは「バックしたい」と言いましたが、俺は「顔が見えないから嫌だ」と言いました。
淳子さんは「それもそうだなぁ」なんて考え込みましたが、
「じゃぁ最後はフェラセットで♪」なんて、明らかにイジワルとしか思えないことを言うので、無理矢理押し倒して押さえつけチンチンねじ込んじゃいました。
途中でちゃんとリクエストに応えて、バックでサービスしてあげました。
最後は淳子さんのオッパイサービスを楽しみながら騎乗位で。
「中で出しちゃえば?。」って、ふざけてなかなかチンポ抜かせてくれない
淳子さんを持ち上げて、空中高く精液を舞い上げました。
すぐに淳子さんがシコシコしてくれたので最後の一滴まで気持ちよく出し尽くしました。
飛び散ってしまった精液を拭いてくれている淳子さんに、
「ほんとに俺が中出ししちゃったらどうするつもりだったの?」って尋ねました。
「何も考えてなかったけど…うーん、それならそれで嬉しいかも…」って言ってくれました。
そのあと「ヒロシ君そんなことしないって信じてたし」とも言われちゃいました。
俺は黙っていることができなかったので、「途中まで中出しする気満々だった…」って
暴露しました。
すると淳子さんは、「あーたぶん安全日だから大丈夫だったよ…残念でした、またどうぞ」って。
さすが人妻、頼もしいなぁー、なんて圧倒され気味でした。
けれども安全日かもしれないと言うその日付と、淳子さんが最後に言った
「またどうぞ」という言葉をしっかりと心に刻みました。
「ヤバイ、ほんとにもう帰らなきゃ!」
という淳子さんの一言で俺達は、急速帰宅準備モードに移行しました。
もう二人は泣きませんでした。
(別れが悲しいのではなく、出会えて嬉しい)
淳子さんのあの一言がなければ、俺はまた泣いちゃってたかもしれないなぁ。
俺のチンポは淳子さんの愛液まみれ、おそらく淳子さんも濡れ濡れのまま車に乗り込み、二人の悲しくもエッチな3日間は終焉を迎えました。
今年の初めに、スーパーでお子さんを連れた淳子さんを見かけました。
淳子さんが選ぶ食材を受け取り、買い物カゴへ運ぶのは旦那さんらしき人。
仲睦まじい家族の姿がそこにはありました。
戻るべき場所にちゃんと帰れたんだなぁ、良かったなぁって俺は思いました。
そんで、値下がりシールペッタンされた豚肉と、卵、納豆、牛乳とキャベツ。
いつもとおんなじもんばかり買い物カゴに放り込んで俺は去ったよ。
ちょっぴり涙も出たーよ…。
毎年この時期になると思い出してしまいます。
セミの泣き声にまじって聞こえた淳子さんの切ない声。
俺の上でオッパイを揺らし、突き上げられる淳子さんの悩ましい姿。
夏なんて大っ嫌いさ。