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地雷女にはまってしまった

ビッチかつ若干のメンヘラ気質というヤバい物件だということはわかってはいたんだ……だがまさかこんなことになるとは…

もともと知り合いだった女の子A(以下A子)と飲むことになったんだ。
家もそんな遠くなかったので、とりあえず向こうの家の近くで飲んだ。

会うのは2年ぶりくらいだったんだが、前からちょこちょこメールはしていて、その話題の豊富さと優しさから、その時からけっこう好感は抱いていたんだ。

ちょうどその時彼女もいなかった俺は、若干の期待は抱いて会いにいったわけだ。
なんかしらあったらいいな、くらいの気持ちで



スペック

21。某国立大3回生
フツメン身長は183くらい

A子
20。他大学の2年生。
北川景子似で清楚な雰囲気。かわいい。身長低め。おっぱいはねえ。

知り合うきっかけはサークルの大会
新入生中心の大会みたいなので来てたA子と同じグループでアドレス聞いて、みたいな感じだった気がする。

2.3時間くらい飲んで二件目行ったところで、恋愛関係の話になる。
「今彼氏いるのー?」と聞く俺。
「それが聞いてくださいよー!」と話し始めるA子。

聞くと、高校の時から付き合っている彼氏がいるらしい。
なんだそんなことメールでは全然聞いてなかったぞ。
モチベーションが若干下がる。

だがまだ期待はできる。
女が男に彼氏のことを相談する時は、相談相手に乗り換えたがっているパターンが存在する。

ほうほう。
俺はとりあえずやましい気持ちとはやる息子を抑えてA子の話に聴き入った。
しかしよくよく聞いてみると、彼氏と別れたがっているのは確かだが、バイト先の先輩が好きかもしれないとのこと。
なんだそりゃ。俺の入り込む隙はなさそうだ。
若干の失望

しかも今住んでいる家は彼氏と半同棲状態とのこと。
気持ちが一気に萎える。
はよ家に帰ってエロゲやりてえなーなどと考えつつ一応話に耳を傾けておく。

そんなこんなで、お互いにけっこう酒が入る。
A子、「やばーい酔って来たーひとりで帰れるかなぁー」などとほざく。
へぇへぇ左様ですか。と内心めんどくさく思いながらとりあえず礼儀として「送ってくよ」と言って最寄りまで行く。

A子の家の前に到着。
こっから自分の家帰るのめんどくせぇなぁと思いつつも、一縷の望みを捨てきれない俺は、とりあえず部屋まで行こうか?と聞いてみる。

この時A子はかなり酔ってる模様。
いや、今考えると別に酔ってはなかったのかもな

「今ねーかれしは旅行いってるから大丈夫だよぉ」
そうのたまい肩にもたれかかってくるA子。
若干の勃起を抑えられい俺。
これはもしやリア充大学生のよく言う「ワンチャン」あるのではないか……?

まんまと家に上がりこむことに成功する。
なるほど、半同棲の家ってこんな感じなのか。
女の子の部屋独特の匂いと、男の部屋の汚らしさが見事に同居している。

俺は2人がいつもことに勤しんでいるであろう大きめのベッドに腰掛けた。ふかふかだ。
「ちょっとお風呂はいるねー」と言いA子は当然のようにシャワーを浴び始める。
やべーこれワンチャンありじゃね!?ありじゃね!?と俺の心臓はバクバク言い出す。
とりあえず礼儀かな、と歯を磨いておき、常備ゴムをポッケに忍ばせておく。

彼女が風呂からあがる。
「あーねむーい!」と言い俺の腰掛けていたベッドの中に潜り込む。
いやいやここで俺どうするのが正解なんだ?俺もシャワー浴びるべきなのか電気消すべきなのかいきなりガーッといくべきなのか!どーする俺!状態。
大した経験のない俺にはこのシチュは難易度がけっこう高かった。

しかしここで彼女から思わぬひとことが
「いっしょ寝る?」
シャンプーの匂いをほのかに漂わせている酔った北川景子に言われるのである。
興奮度はヤバい。

「そ、そやね。彼氏さんとかいまいないしねー」と童貞臭マックスのよくわからない受け答えをして隣に寝る俺。

電気を消す。
ポッケの中でゴムを切り離す。
よし、よしよし。行くしかねぇ。
俺はとりあえず先ほど聞いた話をすべて頭から排除して、キスをしてみた。
拒まない!それどころかエロく体をくねらせてる。
これはオッケーってことでしょう!

それから俺たちは3時間ほど行為に勤しんだ。
計三試合が終わったころには、俺は完全に彼女に惚れていた。

その子は俺がかつて経験したどの女の子より可愛く、感度が良く、テクニシャンで、エロかった。
そんな子が彼氏を差し置いて相手をしてくれたのだ。惚れないわけはない。

俺はその旨を彼女に告げた。
もちろんそれらしい理由を付けて、これこれこんなところが好きだと力説した。

それは嘘ではない。
たしかにこれはきっかけではあるが、機会がなかっただけで、以前より俺は彼女のことは好ましく思っていた。
俺は持てる言語力全てを駆使して、今の彼氏やバイト先の奴じゃなく俺と付き合うように迫った。

結果、彼女は泣いた。
ん?なぜ泣く?困惑する俺
とりあえずなだめる。

話を聞いてみるとこうだ。
「俺くんとは付き合えない。彼氏のことを捨てられない。こういうことははじめてではない。誘われたら断れない。でも彼氏もいっぱい浮気してるから。こんなダメな自分なんて消えてしまえばいいのに」

ちなみに経験人数は10overだそうだ……\(^o^)/ビッチ

「なんでわたしこんなになっちゃったんだろう。結婚する時にお父さんとお母さんになんて顔向けすれば良いんだろう。死にたい。」

いろいろと突っ込むべきところはある。
でも今思うと頭がおかしいとしか思えないのだが、この時の俺は、「この子を支えてやろう。俺が一生。」と決意していた。


俺は俺の持てる全てを投じて説得を試みた。
いままでの男と違って俺は真剣であること。
浮気を繰り返すクソ彼氏と別れられないことが結局いまのつらさにつながっていること、俺と付き合えば、そんな思いはさせないようにすること。
とにかく思いつく限りの言葉を並べてA子を自分のものにしようも躍起になっていた。

結果としてらその日に決意させることはできなかった。
彼氏が昼前には帰ってくるということを聞いた俺は、すごすごと退散するしかなかった。
それから2ヶ月ほど、俺は毎日メールと電話を繰り返した。
彼女はよく電話口で泣き出した。
それを朝方までひたすらなだめるのが俺の日常になっていた。
サークルには顔を出さなくなった。大学の単位もけっこう落とした。

それでも全然かまわなかった。
なんで自分にこれだけの勢いがあるのかわからなかった。
ただひたすら彼女を手に入れたい、苦境から救ってやりたい。
みたいな感情で周りが見えなくなっていた。

その間に何度か直接会った。
俺の家か彼女の家で会うことがほとんどだった。
つまり必然的に行為に及ぶことになる

ただ、それは単純にやりたいというよりは、彼女の説得の手段として使うためだったと思う。
彼女は、なんというか普段は凄く明るくて気遣いができて周りが見れて、生きる喜びを体全体から滲ませているような子なんだ。
だから、やる、という行為を経なければ、深刻な話に持ち込めなかったんだ。

で、そろそろ心も固まって来たろう。
もう一度ちゃんと告白するべき時が来たろう。
と思った日のことだった。

彼女と一切連絡が取れなくなった。
ファビョリまくる俺。2.3日眠れない夜が続く。
毎朝メールを開いて、毎回がっかりする日々。

久々にバイブ音鳴って歓喜したらカーチャンからの電話で、「死ねよ!」って叫んでしまった日もあった。ごめんカーチャン……

そして一週間がたった。
FBなどのSNSには一切手を出していないA子とコンタクトを取るには、もう直接会いに行くしかない!と思った俺は、彼氏と彼女の住む因縁の館へと向かった。

引っ越していた。
え?え?とあほみたいに道端で声を出して泣いた。

二ヶ月間、あれほど頑張って支えたのに。一緒に考えたのに。
「俺くんだけにはちゃんとほんとのこと話せる」
「俺くんが彼氏だったらよかったのに」って言っていたのに

サークルの知り合いを通して連絡を取ろうとするも、ダメだった。
彼女は突然、煙のように消えてしまったのだ。そう。あるものを残して。

この頃俺は局部に慢性的な違和感を感じていた。
だけど、嘘だ、まさかそんなことあるまい。
そんな自分への言い聞かせが意味を失うほどにその違和感が増大し、痛みに変わってきた時、俺は恐る恐る泌尿器科の門を叩いた。

性病にかかっていた
しかも二種類かかってた。彼氏経由なのか他の男からなのか……
あれだな。昔のHIV予防の広告の「彼氏の元カノの元カレを知っていますか?」ってフレーズ思い出したよね。

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THEME:エロ体験談・告白・官能小説 | GENRE:アダルト |

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